怪猫トルコ風呂(豆瓣 5.9分

原名:怪猫トルコ風呂

别名:Kaibyo Turko buro

上映日期:1975-01-29(日本)  片长:81分钟   日本  类型:恐怖

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剧情介绍:

’75年、山口和彦監督作品。
        面白いのは、エドガー・A・ポーの『黒猫』をちょっと変えた設定になっていたところ。
        ポーの『黒猫』では壁に無残に殺された猫が埋められるところで、この作品では女の死体が埋められる。
        そして壁の染みに付いた黒猫の血によって、呪いが始まるのだった。なかなか興味深い設定だった。
        コ風呂ストーリー・・・
        赤線の全国廃止により、足を洗うことを決めた雪乃(谷ナオミ)であったが、恋人、鹿内(室田日出男)の借金返済のために、新装開店のトルコ風呂“舞姫”に出戻りするはめに。
        だが実は鹿内は、雪乃を金づるにしていただけであった。その上、東北からはるばる東京に上京したばかりのおぼこ娘、雪乃の妹の真弓(大原美佐)の処女すら奪ってしまう鬼ぶり。
        トルコ風呂の後妻、女将の浮気相手になった鹿内は、用ナシとばかりに、雪乃を折檻死に到らしめ、壁に埋めてしまう。
        真弓だが事の真相を全て知っているとばかりに、雪乃の愛猫、クロが神出鬼没するようになる。
        そして、雪乃の妹の真弓もまた、事の次第を探ろうと、トルコ風呂で働き、店一番の売れっ子になるが・・・
        この作品、ホラーとエロが一体となった、奇妙に素敵な作品であった。
        成人映画指定で、エログロ描写も満載。
        折檻雪乃が縛り上げられて吊るされ、折檻されるシーンでは、『インプリント/ぼっけえ、きょうてえ』を思い出した。
        また、柿沼の娘、夏代(東てる美)の部屋(引っ越した先の新しい方の家)のアートワークは、色使いといい、内装の装飾品、家具調度といい、『キル・ビル』のアニメ描写の部分で登場した家に、クリソツだった(タランティーノがいかにも喜んで日本のアニメーターに指示出した情景は、想像に難くない)。
        トルコ舞姫冒頭から途中途中のそこかしこに、『ゲゲゲの鬼太郎』の主題歌そっくりな“ピヨーン、ピヨーン”と言う音が導入されているんだけど、変わった音響もまた面白い。
        私が見た回は、元々、皆この映画を好きな方がいっぱいだったのか、随所随所で笑い声がたくさん聞かれて、それもまた楽しさに拍車をかけた。
        黒猫のアクションシーンもまた楽し。どう見ても普通の猫が投げられているというか、空を切って飛んでいたね。
        壁から登場のシーンや雷と共に登場の化け猫も、なんだか出てくる毎に愛おしくなり、その度に沸く自分ww
        山城山城新伍(“若ダンナ”)の登場はおいしすぎる(笑)
        ホラーやグロシーンに中途で挿入される、エロを兼ねた笑い部分で。
        緩急がつけられて、見ていてホッと面白くなる。シツコさもなくちょうどいい。
        いわばスイカにかけた塩、あんこに加えた一つまみの塩のように、うまい具合にマッチしていた。
        ところで、アワ踊りってww
        あれ、ホントに気持ちいいものなの?画的には面白いけど(笑)

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